現地で住む形態として、どんなのがあるかといえば、

1.シェアルーム
(WG=Wohngemeinschaftとか言うらしい。共同生活の意味)
2.一人暮らし
3.ホームスティ
4.学生寮

気になるこちらでの家賃(Miete)の仕組みは大概の場合、Kaution(保証金)を払い、後は部屋代を払う。 もし、WGで部屋を借りる場合はKaltmiete:カルトミーテ(雑費なしの家賃)とWarmmiete:バームミーテ(雑費込みの家賃)で、賃料が100ユーロ違う場合もあるので、必ずWarmmieteの方を確認すること。

1.シェアルーム(以下WG)

最近は東京などでもデカいファミリー向けのマンションや一戸建てを借りてシェアする人たちが増えているように感じる。ただし、やっぱり日本の場合は一緒に住むのは友達や恋人が多く、全く知らないあかの他人とシェアしているという人は、友達・恋人とシェアというのと比べてまだまだ少ない。

しかし、ベルリンではあかの他人とこのWGの形態で暮らしている人が多くいる。ま、ベルリンに関わらずヨーロッパ中でそんな人たちは多くいると思うけど。 で、WGとは、部屋が3つとか4つとかの大きなアパートを借りて、そこに何人かで一緒に住む形態で、 プライベートルームはあるけど、キッチン、風呂、トイレ、などは共同で使うという仕組み。

●メリット
・家賃頭割りなので安く上がるのと、大型電化製品や家具なども付いている場合が殆どなので(プライベート部分の家具は付いていない場合もある)全体的なコストが抑えられる。
・大家と契約する訳ではないので手続きが簡単。(物件が見つかりやすい)
・既に電話回線やインターネットが開通している場合、自分での契約不要で利用することができる。
・寂しくない(?)。
・日本人以外と住めば、語学が早く上達する(シェアメイトにもよると思うけど)。

●デメリット
・英語もドイツ語も話せない場合、コミュニケーションが取りにくいという理由で断られることがある。
・文書に書くくらいの勢いで最初にきちんとしておかないと、お金のことなどで後になってもめることがある。
・プライベートルームがあるにせよ、共有部分の整理整頓などに気を遣う 。
・部屋のシステムを変更したい場合、シェアメイトの同意が必要。(例:ネットを引きたいなど)
・シェアメイトと馬が合わない場合は最悪 。



2.一人暮らし

これは、殆ど日本でする一人暮らしと同じ。 契約も大家さんとするし、キッチン、風呂、トイレを含む借りた部屋全てがプライベート。日本で一人暮らしをしていた人にとっては、こっちの方が気分が落ち着くのかもしれない。

日本での物件を探す殆どの場合は不動産屋を介した方法だと思う。しかしベルリンでは、今その部屋に住んでいる住人が、「今度部屋を出るので、私の後に誰か入りませんか?」というNachmieter(以下、引き継ぎ住人)探しをよく見る。 つまり、不動産屋を介さずに借りることができるので、仲介手数料分がお得になる訳だ。

ドイツでは、"借りている部屋を出る場合、3ヶ月前に出る旨を伝えなくてはいけない"という決まりがあるらしい。しかし大概借りたい物件が見つかってから、引っ越し日が決まるってもんで、そうそう3ヶ月後の引っ越し予定なんてきっかり決められない。だけど、引き継ぎ住人を自分で見つけてきてからなら、別に3ヶ月待たなくても出て行っていいよ。ってことらしい。

それにドイツでは、住んでいるうちは壁をピンクに塗ろうが、絵を描こうがかまわないらしいが、部屋を出るときは壁を真っ白に塗り、レノベーションをして元通りにして返さなくてはいけない。 ところが引き継ぎの場合は、部屋を出る人、引き継ぎ住人、大家で部屋を見て、レノベーションしてから入るか、現状のままで入るかを決められるため、もし引き継ぎ住人が現状でOKとなった場合、部屋を出る人はレノベーション無しで出ることができるのでお得なのだ。

●メリット
・全くのプライベートなので気を遣わず、全て自分のさじ加減で生活ができる
(友達呼ぶのも自由、掃除するのも洗濯するのも風呂に入る時間も自由)

●デメリット
・WGと比べると賃料が割高 ・大家との契約なので、こちらで収入がある場合はその収入証明、収入が無い場合は預金証明(英文?)が必要になる
・家具付きの場合が少ないので、1から自分で家具や電化製品を揃える必要がある
・電話やインターネットの申し込みも自分でしなくてはいけない
・寂しい(?)

3.ホームスティ
4.学生寮

この2つは、現地の(語学)学校に委託するか、あとは日本の留学サポート会社に委託する形になる。
ドイツのホームスティは、空いている部屋があれば、勿体ないので誰かに貸す。という程度のもので、"みんなで食卓を囲んで団らん"というイメージとはほど遠いと聞く。
しかし私の友人はホームスティで、"本当の子供のように良くしてもらった"と言っていたので、運次第ということだろう。

学生寮は、実際身近に寮に住んでいる人がいないので、詳しいことは分からないが、自分の荷物の管理や食材の管理が大変だそうだ。「冷蔵庫に入れておいた牛乳が飲まれてる!」とか、「皿がない!」とか。

(語学)学校に委託する場合、自分の選ぶ学校が滞在先の斡旋をしているかどうかを確認する必要がある。授業料の高い学校は斡旋してくれる滞在先の費用も高めになる傾向がある。
私の調べたベルリンの語学学校の中でも、滞在先の斡旋をしてくれるところが半分以上あるのでご参考に。(「生活編・ベルリンでの語学学校選び」

留学サポート会社に委託する場合も、その会社によって滞在先の費用は異なると思うが、私のイメージではそんなに安くない。しかし、「準備編・日本から学校選び」でも紹介しているが、留学サポート会社のサポートは、"上げ膳据え膳状態"で、ドイツ生活のスタートに必要な面倒くさい手続きをサポートしてくれる他、"荷物預かりサービス""バイトの紹介"はたまた"帰国後の就職サポート"までしてくれる所がある。
最初は紹介してもらった滞在先に住んで、ドイツがどんな所か掴めてきたらサッサと引っ越すのもアリかも。

ホームスティと学生寮に住む場合の"メリット・デメリット"はWGの場合とあまりり変わらないので、WGの所をご参考に。

【コラム・部屋の借り方にはこんなのもある】
一人暮らしの部屋の借り方で、zwitschenmieter(期間貸し)、untermieter(又貸し)などの物件がある。 これは、その部屋の住人にある一定の期間その部屋を借りることになるので、殆どの場合家具付きだし、面倒な大家との賃貸契約も必要ないので、比較的借りやすい物件になる。

※具体的な部屋探しの方法や、ドイツ語の部屋探しサイトの使い方を図入り説明。詳細はこちらから(> ベルリンでの具体的な部屋探し


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